こころのこもった手刺しゅうグッズがラオスから届きました
ホーム作っているのはどんな人?
作っているのはどんな人?
難民キャンプから帰還して

シヴィライ村は、ラオスの首都、ビエンチャンから車で3時間ほど離れたヒンフープ郡のはずれの、道路沿いの小さな傾斜にある村です。東南アジアの山々に暮らすモン族の人びと、約200人が住んでいます。彼らは、ラオスで起きた戦争のために難民となって、タイの難民キャンプで、長い人で15年近くも暮らしていた人びとでした。1993年、再びラオスに帰還してきました。

再びラオスに戻ってきて、いちから始まった生活。そのぎりぎりの生活を支えているのが、女性たちが、畑仕事や家事の合間に、一所懸命に作っている刺しゅうです。 モンの人びとは、もともと民族衣装を作るために、刺しゅうが得意なのですが、それをいかして、今は生活のためにハンディクラフトを作っています。特にこの村は、後からできた村ですから、十分な農地が確保できていません。一年分の米が作れないので、お米も買わなくてはいけない。現金収入を稼がないといけないわけです。

そんなわけで人びとは一所懸命に刺しゅうを作っているのです。
(安井清子)

シヴィライ村は人口約200人。そのうち、小学生の女の子からおばあさんまで約100人が刺しゅうをしています。選挙で選出された女性3人が集まった刺しゅうを取り仕切り、注文が多いときは仕事の割り振りなどをします。

「私たちは刺しゅうしかできないんだ。」と女性たちは言います。難民キャンプで過ごした年月の間にも受け継がれてきた伝統の刺しゅうの技術。忙しい農作業や家事の合間に一所懸命に作った刺しゅうがノート代になり、薬代の助けになり、村の人たちのぎりぎりの生活を支えているのです。

村で実際に刺しゅうをしている人たちをこれから少しずつ紹介していきたいと思っています。まずは代表を務める刺しゅう名人、ミー・ハーさんから高校生の兄弟までの5人をご紹介します。


ミー・ハーさん
 

タイさん  

メー・ションさん


イエン・ローさん&ブー・ローさん

 

 
 

 

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